新聞販売店の仕事って意外と知られていないもんですよね?新聞屋さんは新聞を配達しているだけと思われがちですが、実はその仕事内容というのが驚くほどシンプルです。新聞を配りその代金を一件一件訪問し回収するといった短調な作業ですが、他にも新聞配達にはいろんな仕事があります。
こんな方におすすめ
・新聞配達の正社員の仕事内容が詳しく知りたい方
・新聞配達の正社員の福利厚生が知りたい方
・新聞配達が自分に合った仕事か知りたい方

新聞配達の仕事を簡単にわかりやすくまとめてありますのでご覧あれ
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目次
新聞販売店の基本的な仕事と業務内容

新聞販売店の基本的な業務は主に3つありますそれは
・新聞の配達
・新聞購読料の回収(集金)
・営業
これは新聞販売店の基本業務と言われている仕事で、多くの社員さんはこの3つの仕事を任されています。
それではここからこの3つの仕事内容について解説していきます。
配達
ごく一般的に新聞屋さんの仕事として一番目にする光景です。
新聞の配達は新聞販売店の最も重要な業務であり。これが大きな比重を占めています。
配達する場所はキチンと区画分けされており、おおよそ朝刊で1人が配る新聞の量は200〜350件くらいでしょう。夕刊であれば150〜250件くらいが一般的かと思います。
新聞販売店が配る新聞の種類はたくさんあり、1つのお店が取り扱う新聞の種類は販売店によって異なります。
最近は読者が減ってきていることもあり、1つの販売店が朝日、日経、東京など何種類も配るいわゆる合売店というお店が増えてきてます。
いずれにしても読者にキチンと商品を届けるという大事な仕事です。
購読料の回収(集金)
新聞を配達してキチンと商品をお客様のご自宅に配達したあとは、購読料(新聞代)を回収しにいきます。これが集金と言う新聞屋さんの仕事で2番目に大切な仕事です。
基本的に自分が配達する区域の集金に伺うことになりますが、1人が任される集金の件数は300件くらいがベターかなと思います。
集金と言うと配達している読者全てに伺わなければならないと思ってしまう方が多いと思いますが、新聞の購読料をクレジットカードや口座振替でお支払いいただいている方がいるため、全てのお客様に集金に伺わなければならないか?と言うとそうではありません。
大体、お店の2〜3割くらいが購読料を口座振替かクレジットで支払っているケースがほとんどです。
またお店によっては様々な理由から集金と言う業務自体を廃止し、コンビニで公共料金の支払いのようにできるようにしているお店なども存在します。
営業
新聞屋さんは新聞を購読してくれるお客様を増やすために、お願いして周らなければなりません。これが営業です。
営業と言うと新聞販売店は新聞をとってくれる人を増やすために、地域を回っていると思っている方が多いかと思いますが、何も読者を増やすばかりが新聞屋の営業ではありません。
新聞の購読期間はほとんどのケースが決められた期間によって配達されており、契約期間の満了が近くなったら、継続のお願いにも伺わなければなりません。そのため新聞販売店の営業は大きく2種類に別れます。
新聞販売店の営業の種類
・新規顧客の獲得
・既に新聞を購読してくれているお客様へ継続のお願い
この2つの仕事で新聞販売店の営業は成り立っています。
また中には、契約期間を定めていない読者もおり、購読期間を何年何月までと決めずに読者が止めるまでという方多くいます。これは読者の申し出からなるものであり、継続のお願いには伺うことはありません。
その他の業務
新聞販売店の社員さんは先ほどあげた『配達』・『集金』・『営業』と3つの業務をこなす他に、色々な業務があります。
販売店にもよるかと思いますが、いくつかあげると次ぎのような仕事があります。
・契約時の景品をお客様に届ける
・チケットなどお店独自のサービスがあればそれも配布する(年末はカレンダーなども)
・クレジットカードや口座振替のお客様へ新聞の整理袋と領収証の配布
・配達順路帳の作成
・クレームがきたら対応する
・電話当番(朝刊配達後や店長・事務員さんが不在の場合)
・店内の清掃
・区域管理
専業社員さんは基本的に1人1区域を管理することが殆どです。そのため、自分が管理する区域のお客様からお申し出があった場合はその都度その区域の管理する担当者が対応しなけらばなりません。
上記にあげたのは新聞販売店で行われている基本業務以外の仕事ですが、新聞販売店は人手不足などの影響もあり、1人が多数の顧客を管理するというのが難しくなっているため、分業制などを敷いて基本業務以外に上記にあげた仕事をパートさんに任せているお店もいくつかあります。

えっ?!あの有名人も新聞配達をしていた!!新聞配達の口コミ・評価・評判まとめ

新聞配達をしていた有名人
・ブラッドピッド
・斎藤工
・山口百恵
・堺雅人
・ホリエモン
・阿部寛
・稲垣吾郎(SMAP)

個人的には、新聞配達は非常にラクでした。
クソみたいに混んでいる通勤電車に乗る必要がない。寮は販売店の2Fだったので職場(?)まで30秒で到着。新聞配達員はほとんどが寮に住み込み。朝は早いがぎりぎりまで寝ていられる。家賃はタダのところが多いので、トク。
引用:Yahoo知恵袋
一番辛いのは、やっぱり雪(タイヤにチェーンを巻く)、あと晴れていても冬の明け方は道路が凍結している場合があるので怖い。
雨の日は新聞をビニールに入れる作業があるから 結構面倒。
嬉しいのは 金色の朝焼けが見れる。
引用:Yahoo知恵袋
朝、3時くらいから2時間近く配達します
なれれば大したことはないのですが
夜遊びはできないです
雨の日は辛いです
冬は寒いという感覚を通り越してます
それさえ我慢できるなら
人にあれこれ言われることもなく、自分のペースで仕事ができる
引用:Yahoo知恵袋
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新聞配達の仕事は業務量とは裏腹に意外にも福利厚生が充実している
ここまで新聞販売店の専業社員の仕事内容について紹介してきましたが、ここまで聞いている限り新聞配達の仕事ってキツそうと感じた方も多いはずです。
しかし収入面や福利厚生がなかなか良いときています。

普通の一般の会社員では家賃や光熱費までを負担してくれる会社なんてまず無いと思います。
また新聞配達を正社員でやることのメリットは他にもあり、新聞社の積立制度が利用できると言う点です。
積立なら他の会社にもあるでしょと思った方もいると思いますが、新聞社の積立制度は少し違っています。
朝日新聞社を例にとるならコースにもよりますが、一般的に2年間で200万円の積立のコースに入った場合月々の積立金額はおおよそ5.5万円位です。これが毎月自分の給料から引かれてしまうと考えた時にメリットと言うのは特に感じないのですが、この5.5万円を新聞社と自分が所属する販売店が負担してくれると言うところが良いところです。
厳密には4分の2〜3くらいを負担してくれるのでかなり条件は良いのです。
なので5.5万円なら4.1万円くらいを会社と新聞社が負担して積立てくれます。つまり自分の給料から引かれるのは1.3万円位です。これならそこまで負担に感じないと思います。

これだけ大きな金額を積立てることができたら、使い道はたくさん広がりますね。
新聞配達の正社員に向いている人と向いていない人

向いている人
向いている人
・継続して同じ作業をやり続けられる人
・忍耐力がある人
・目標を決めてそのために頑張れる人
新聞配達の仕事は忍耐力が求められる上、継続して同じ作業を繰り返すことがほとんどです。配達であれば、眠くても無理して起きて仕事に行かなければなりませんし、基本的に風邪を引いていても出勤しなけらばなりません。
また同じ職場の人間と四六時中顔を合わすことになります。そうなった時に精神的なストレスにも晒されることになるため、忍耐力や我慢強さと言うのは必須になってきます。
新聞配達の仕事をするなら目標を決めておいた方が賢明です。お金を稼ぎたいという単純な目標でも構いませんができればもっと大きな目標を持った方が良いかと思います。長く続けられる仕事ではありますが、将来的なことを考えて目標を決めて行うことが大事になってくると思います。
向いていない人
こんな人には向いていない
・忍耐力が無い人
・時間が守れない人
・体が極端に弱い人
新聞配達は体力が必要な仕事であるため、忍耐力が必要です。ここについては『向いている人』のところで解説をしているので特に説明は必要無いかと思います。
忍耐力と同時に必要になってくるのが『時間の厳守』です。社会に出れば時間の厳守というのは当たり前ですが、新聞配達は睡眠時間をとるのが大変なお仕事であるため、寝坊する人がかなり多いです。そのため誰か遅刻すると電話で起こしたりと言った手間を他の従業員にかけさせてしまうことになるため、他の従業員に迷惑をかけないようすることが大事です。
極端に体が弱い人などは前述でも触れましたが、寝不足なども絡み体調を崩しやすくなります。自分自身の対策でできることがあるならその上で新聞屋さんで働くかどうか検討しましょう。
新聞配達は実はすごく夢がある仕事

私が知っている元新聞販売店に勤めていた人はこんなことを実現させています
・1000万円貯めて新聞販売店の所長として独立
・新聞販売店の店長として数年勤務した後、コンビニをオープン
・4年間働いて社内積立てを利用し400万円貯めた後に世界一周の旅へ
・2000万円貯めて一軒家を購入
・4年間新聞販売店に勤め、その後大手企業に就職
とりわけ、お金を貯めるには良い環境と言えます。そのためお金を貯めて自分の夢の糧にする人は結構多いです。
自己実現に向けてキチンとした目標を持っている人であれば、あとはその夢に向かって頑張るだけです!
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新聞配達の仕事内容まとめ
新聞配達はとにかくキツイというイメージが強い仕事ですが、それはどんな仕事でも同じかと思います。
私自身も新聞屋として長く勤めていますが、実は自由度が他の仕事と比べ物にならないくらい高い仕事なんです。配達中や営業時間中はあくまで勤務時間であるのですが、結果さえ出していてやることをキチンとやっていれば何も言われることはありません。
自由度が高い反面、簡単に仕事をサボることができてしまうということはありますが、キチンと何か1つの目標に向かって頑張っていることができればお金を貯めることは用意にできてしまいます。
そうなると人生の選択肢も広がってくるし、自分のやりたいことが色々できるようになってくるんです。
正直人間関係はめんどくさいところもありますが、それすらも吹き飛んでしまうくらい楽しい出来事や良かったなと思えることもたくさんあります。
私はお客様に頑張っているね!とビール券や正月になるとお年玉をいただいたりお菓子やその他たくさんのものをいただきます。別にそう言ったことを期待している訳ではありませんが、これが自分が辛いと言った時に励ましをいただくとても良い機会なのです。
新聞屋として働いていると、辛いなあとか辞めたいなあとか色々考えたりするときもたくさんありますが、新聞屋をやって人生で成功を納めている方は非常に多いと聞きます。
目標を見つけたら一度チャレンジしてみるのも良いのではないでしょうか?
私が普段行っている業務をタイムスケジュール化して記事にしてみました!よかったらご覧になってみてください
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新聞販売店に現役で務める私の仕事内容やタイムスケジュール
ヨミネコ私が普段やっている仕事内容やタイムスケジュールを公開しちゃう❗️ 販売店にもよりますが、新聞屋さんの仕事は大きく分けて『配達 ...
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