紙の新聞をWEBで申し込んだのに新聞屋さんが契約してくださいと自宅に訪問してきたという経験はないでしょうか?お客様からしてみれば、WEBで新聞を申し込んだのにまた契約??と思う方もいると思います。
今回はそんなちょっとした疑問にお答えするためにこの記事を作成してみました。
おそらくほとんどの方はWEBで契約が完結すると思いがちですが、実はそうではないんです。その辺ちょっとしたことですがキチンと説明して、お客様の誤解を説いておいた方が後々トラブルになることも少ないですし、気持ちよく新聞を購読してもらえると思うので気になった方は是非読んでみてください!
こんな方におすすめ!
✅ WEBで新聞購読を申し込んだのに契約して欲しいと言われ何故か腑に落ちない方
✅ 以前似たような経験があり、新聞やさんとトラブルになったことがあると言う方
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目次
WEBからの新聞購読の申込みは申込みだけであって契約ではない
新聞購読を申し込もうと思ってWEBから申込みされるとほとんどの方はそれで契約が終わったと勘違いしている方は多いです。
違うの??と思ってしまいガチですが、それはあくまで新聞を購読しますと言う意思表示でしかないということです。つまり、申込みしただけで契約ではないんです。
WEBを通して新聞購読の申込みをされると新聞社から新聞販売店にお知らせがきます。
申込みがあったのでお客様に新聞を届けてくださいというお知らせと契約に伺ってくださいというお知らせです。

新聞社は紙を新聞販売店に売っているだけ【新聞社と販売店の関係】
新聞社は新聞販売店に紙の新聞を売っています。
例えるなら車のメーカーがあってその下にディーラーがあるのと同じことと言えばわかりやすいと思います。
メーカーは販売店に車を売りますが、直接顧客に車の販売はしません。新聞社と新聞販売店も同じような関係です。つまり新聞を作る側と売る側があるということ!
当たり前のようで案外浸透していない事実です。お客様からしてみれば○○新聞と商標を掲げて入ればどこでも同じでしょ?という感覚でいると思いますが、ちょっと違うんですね。
つまり新聞社と新聞販売店は全くの別会社だということです。

新聞販売店が契約にくる理由
本題ですが、新聞販売店が契約してくださいと言ってくる理由をご説明します。
先ほど新聞社と新聞販売店は別会社だというお話しをしましたが、紙の新聞の場合届けるのは新聞販売店です。つまり販売するのも新聞販売店であるため、WEB(ネット)で申し込もうがお客様が直接取引きをするのは新聞社ではなく新聞販売店となります。
そのため、新聞販売店は購読申込みがあったお客様と契約書を作成しておかないと本来新聞を届けるどころか新聞購読料を請求することすらできないんです!
キチンと販売店と取引きしていますという証拠が欲しいから新聞屋さんは契約してくださいとお客様のところに伺います。
後々トラブルにならないようにするためと言う意味合いもありますが、契約内容がキチンと保管されていないと『契約期間が違うとか』『契約してないんだから購読料はお宅に払わなくてもいいんでしょ?』とか言われかねないからです。

デジタル版も契約書を作成しないといけないのか?
こうなるとデジタル版を購読している方も新聞販売店と契約書を作成しないといけないのか?と言うとそうではありません。
理由はデジタル版は新聞社が顧客に販売店を経由しないで直接売っている商品だからです。
会社が変わらないので、お客様が取引きするのは新聞販売店ではなく新聞社になります。
いまいち分かりづらいと言う方は以下のように解釈してもらうと分かりやすいと思います。
ココがポイント
✅ 紙の新聞紙は販売店と契約が必要
✅ デジタル版は販売店と契約書は不要
ご納得いただけたでしょうか??
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WEB(ネット)で新聞購読を申し込んだのに新聞屋さんが契約にくる理由まとめ
現場で働いていると、色々なトラブルに遭遇します。今回の内容もそうですが、ちょっとした誤解から生まれるトラブルも少なくありません。
WEBで紙の新聞を申し込んでも新聞屋さんが契約にくるのはキチンと販売店と取引きしていますと言う証拠を残しておかなと後々トラブルになるからです。
この点販売店の従業員がお客様へ説明すると上手く説明できなかったりして、理解が得られず怒りをかうこともしばしばあります。
WEB(ネット)で紙の新聞を申し込んだ方覚えのある方は新聞屋さんが来たら契約書を作成しておいてください。めんどくてもお願いします。