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新聞営業の基本的なコツを現役セールスマンが語る【テクニック、話し方、営業の魅力】

新聞 営業 コツ

 

訪問販売の世界では限りなく難易度が高いと言われる新聞の営業。今回は新聞営業のコツを現役新聞屋さんの私が皆さんにお伝えしたいと思います。

インターネットの普及に伴い新聞のニュースを簡単に無料で読めるようになった今、紙の新聞の発行部数は年々下がっており、大手新聞社でも年間数100万部以上というすごい勢いで新聞を読む読者が減っていますね。

新聞販売店は新聞社から提示される予算部数に応じて各販売店の営業ノルマを設定されていますが、現実的に達成できるとは思えないような過大なノルマが課せられております。

そんな販売店で働く方々は毎日きつい仕事をこなしながらも必死に営業活動を行っているわけですが、なかなか成果につながらないと悩んでいる方が多いのではないでしょうか??

今回は新聞営業の基本的なコツを私の経験などを交えてお話しして参りますので是非ご一読くださいませ٩( 'ω' )و✨

新聞の営業でお悩みの方は必見です!

 

こんな方へおすすめ

✅  新聞の営業でなかなか成果が出ないと悩んでいる方
✅  新聞の営業ってどんな仕事か気になっている方
✅   人と話すことが苦手な方

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目次

先ずは新聞営業の具体的な仕事内容を解説!

 

新聞 営業 コツ

 

新聞営業の仕事には大きく分けて2種類の仕事があります。

それは『新規開拓』『現新聞購読者への継続のお願い』です。この2つの仕事に関してもう少し深く理解をしてただくためにもっと掘って解説していきますね。

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新規購読者の開拓営業

 

新聞を購読していない方へ購読を促す営業です。

新聞の営業の中では最も難易度が高い仕事であり、尚且つ新聞販売店が一番頭を悩ます仕事です。

 

一言に新規開拓と言っても2種類あります

 

ポイント

✅  1つ目が新聞自体に全く触れたことが無読層への営業

✅  2つ目が過去読者と呼ばれる昔新聞を購読していたけど、現在は購読していない方への営業です

 

これから更に無読層への営業と言っても『若年層』『高齢者』『ファミリー』など対象は多岐に渡り、新規開拓では新聞そのものに触れたことが無い方も対象となるため、こう言った無読層への営業が一番困難を極めます。

 

過去読者の場合は、新聞自体を何かしら理由があって止めた方が対象になります。

そもそも『新聞を読まなくなった方』だったり、『他紙に変える』『引越しで購読を止めた』『販売店と何かしらトラブルがあって止めた』などこれまた理由が様々です。

無読層への営業との違いは、1度新聞を購読しているため顔馴染みであることも多いことから、比較的ドアオープンが用意で接しやすいということがあげられます。

また、過去読者は新聞に馴染みのある方が多く購読契約に結びつきやすいということもあり無読層への営業と比べると多少ですが難易度が下がります。

 

現新聞購読者への契約更新

 

新聞は期間を決めて購読することがほとんどですが、現在新聞を購読している方へ継続のお願いをする仕事もあります。

業界用語では『現読(ゲンドク)』と言ったりしますが、この現読も大きく分けると2種類あります。

 

ポイント

✅  新聞を購読し始めてから通算2年以上購読している方への更新(固定読者
✅  新聞を購読して2年未満の方への更新(不動読者

 

固定読者(お得意様)の場合はまず余程のことが無い限り、新聞を変えるということが無いため契約更新は比較的用意に更新してもらえます。(100%では無い)

 

不動読者は新聞を購読し始めてから通算して2年未満の方です。

こう言った読者は、半年交代で他紙と交互に新聞を読み比べたりする方や、営業に来た人から押し負けてうっかり契約してしまった方、なんとなく取り続けている方など理由は様々ありますが、いずれにしても気持ちが変わりやすくずっと同じ新聞を購読し続けるということが難しい読者です。

後者に対しての継続のお願いは難易度を極め、新聞を止められようもんなら販売店の売り上げは減ってしまいますので、購読期間中に集金などでお会いした際には継続していただけるような信頼関係構築が必要不可欠になってきます。

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どのような会社で新聞営業の仕事を募集しているのか?

 

新聞 営業 コツ

 

ヨミネコ
新聞の営業の仕事を募集している会社にはどのような会社があるのか?それをお伝えします。

 

新聞営業の仕事を募集している会社は大きく分けると3種類あります。

それは......。

 

新聞営業の会社の種類

✅  新聞社お抱えのセールス会社
✅  民間が経営するセールス会社
✅  新聞販売店

 

1つ1つ解説していきますね♪

 

新聞販売店

 

おそらくこれが一番新聞営業の仕事で良く知られているかと思います。

 

ヨミネコ
この記事を書いている私も新聞販売店で営業活動をしております。

 

一言に新聞販売店でする営業活動と言っても2種類あります。

それは......。

 

ポイント

  配達や集金をこなしがら営業活動を行う場合(普通の社員)
✅  新聞販売店独自の営業部ならぬ部署に所属して営業のみに特化する場合

 

ほとんどの方は配達や集金などをこなしがら営業活動を行っていますが、新聞販売店の中には独自の部署を設けて営業のみに専念する人などを雇っている場合もあります。(実際に私の会社にも営業部が存在しています)。

 

それぞれの特色をお話しすると、普通の社員の場合は配達や集金またはその他雑務などもこなさなければならないため、営業にかける時間もそれほど多くはありません。

その他にも販売店によりますが、キャッシュレス(口座振替やクレジットカード)で購読料をお支払いいただいている方へ新聞の整理袋と領収証を配布したり、契約時の景品を届けたり、他にも色々仕事があるので営業のみに集中できる環境とは言えません。しかし営業専門の方と比べると集金などで良く顔を合わせる機会が多く顧客との距離感が近いため、顔馴染みになると稀にお客様から別のお客様を紹介してただける場合もあります。

 

営業部に所属する方は元々こう言った販売店で配達や集金をやっていた方が多くいます。正社員時代に営業で認められ、営業だけに専念できるように新聞販売店の所長さんなどからの計らいで異動になったりするケースもあります。(今ではあまり聞きません)。

販売店にもよるとは思いますが、営業部に所属する場合は基本給などは無くなることが多いようです。

しかし一件制約あたりの恩恵(カード料)が高く設定されており、1ヶ月1,000円で支給されるということもよく聞く話です。ただし拡材費は自己負担になることが多いと聞きます。

 

新聞を配り、基本給などの安定した収入を得ながら営業活動を行うか、それとも営業のみに専念したくさん稼ぐか?

あなたはどちらが良いですか?

 

新聞社お抱えのセールス会社

 

いわゆる新聞社の子会社にあたる新聞営業に特化した会社です。

1つ例をあげるとすると朝日新聞社のグループ企業で『朝日トップス』があります。

朝日トップスはその名の通り朝日新聞を売り込む会社です。販売店に入店許可などを事前に取り、許可を得た販売店で営業活動をします。

また読売新聞社なら『読売情報開発』などがあげられると思います。

 

セールスチームの営業は主に新規開拓をメインに活動してもらうことがほとんどですが、こういった本社お抱えのセールスチームは新聞社からの力をもちろん働くため、販売店の営業成績が好ましく無い場合は強制的に新聞社から新聞販売店に入店させられることもよくあります。

そのため、新規開拓よりも継続活動をメインに営業をすることもたまにあります。

 

新聞販売店の顧客リストを見て継続契約に伺ったり、また過去読者のリストを受け取り新規開拓を行ったり地図を見てしらみ潰しに新規開拓をしたりと営業全般を担うのが仕事です。

 

民間が経営するセールス会社

 

文字通り民間が経営しているため、新聞であれば銘柄問わずに依頼を受ければどんな新聞でも売り込みます。

新聞社からの影響もあまり受けないため継続活動はほとんどせずに、新規開拓や過去読者に対しての営業を主に行います。ただし会社の方針なのかどうか分かりませんが、主に売り込む新聞などを決めて行っている会社が多いように感じます。

 

私の印象ですが、民間が経営しているということから社内の特色が様々です。

やる気のねえ汚ったねえ人とか、逆に身嗜みもしっかりしてていかにも凄腕セールスマンみたいな人いれば、ごく稀に日本一の新聞セールスマンなども存在したりします。

いくつか会社の名前を上げると......。

 

新聞営業の民間会社(例)

・株式会社ウエルス(朝日新聞)
・有限会社リボーン・エンタープライズ(朝日新聞)

・株式会社朝日ホームサービス(朝日新聞)
・有限会社インテンス(朝日新聞)
・Z会(朝日新聞)
・株式会社LEGEND(レジェンド)(朝日新聞)
・有限会社ワイランド(読売新聞)
・クレバーグループカンパニー株式会社(読売新聞)
・有限会社アビックス(読売新聞)

 

このような新聞営業に特化した販売代理店は数えきれないほど存在します。上記で名前をあげた会社は比較的規模が大きい会社などをあげて見ましたが、地方などに特化した代理店さんや会社ではなく個人で活動している人もいると聞きます。

こう言ったセールス専門の会社は新聞販売店と違い、毎日営業するエリアが変わります。

新聞は売りにくい商品と言われたりしますが、こういった営業専門の会社の場合、販売店の従業員さんがあまり営業しないエリアに配属されたりするとビックリするくらい契約をいただけることも結構あると聞きます。

新聞の営業などに特化して働いて見たいという方は求人サイトなどで求人を出していることも多いため一度ご覧になってみてはいかがでしょうか?

 

 

新聞営業の基本的なコツをいくつか解説【結果を出したければこれをやれ!】

 

新聞 営業 コツ

 

この記事序文でお話しした通り、新聞の営業はとてつもなく難易度が高い仕事です。

1件1件住宅を訪問し新聞をとっていただけないかと訪問するワケですが、実際は契約を交わしていただくことは少なく、断られることの方が圧倒的に多いです。

新聞という商品は時代の流れとともに必要とされにくくなってきている商品であるが故に、実際にプロの営業マンと言えど制約までこぎつけるのは非常に困難になってきています。

そのため、新聞の営業をする際は断れるのが当たり前と良く言われます。

 

ではどうすれば、契約まで結びつけらるか?

 

ヨミネコ
新聞の営業に欠かせないコツをこれからお伝えしていきます!

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訪問件数を増やす【質より量を意識する】

 

私は新聞営業のみならず、自分が取り組んでいることや新しく挑戦していることなどで結果を出そうとする場合、数をこなすというのは一番大事な事だと思っています。

 

なぜなら量からしか質は生まれないからです。

 

凄腕営業マンと言われる人たちが最初から営業が上手だったかというとほとんどのケースはそうではありません。

どんなに営業ができる人でも下積み時代があったように、訪問件数を増やし、得られた結果を検証し、改善を重ね結果自分のモノにしています。

 

つまり新聞の営業で成果を上げるために必要なのは小手先のテクニックやトークスキルよりも、まずは訪問件数を増やすことが絶対的な近道なのです。

ただし闇雲に訪問件数を増やすだけでは意味がありません。

新聞の営業で訪問件数を増やす目的は『新聞を取りたい!』もしくは『営業マンに説得されたら取ってしまうかもしれない!』といったお客様を探してくることが目的になります。

 

良く、『うちは新聞はいらないから!』と言ってくるお客様に必死に売り込みをしている人を見かけますが、正直に言ってあれはお客様の立場からしてみると迷惑でしかありません。

購読する可能性がある顧客を探してくるという事、つまり見込み読者を見つけてくることが最優先事項になります。

 

努力の方向性を合わせる

 

営業と一言に言っても、学ぶべきことはたくさんあります。

結果だけを追い求めて、訪問件数や訪問回数を増やすことは悪いことではありませんし行動できない人よりズッとマシです。

しかしながら結果出ないと『努力が足りないせい』などと考えてしまい、結果、量を増やしすぎて目的までの道筋からずれてしまうこともあります。

 

例えば、痩せたいという目的を持っている人が増量するためのプロテインを接種するでしょうか?痩せたいなら減量を目的にしたプロテインに切り替えるべきです。

 

営業では『商品知識』『トークテクニック』『ラポール形成の仕方』『顧客のニーズの掴み方』など色々ありますが、学ぶべきことはたくさんあります。

もし結果がなかなかついてこない時は一度立ち止まってよく考え、今自分に足りない部分はどこか?よく考え整理してみてください。

足りない部分を補うために、今自分が努力するべきことは何か?そこがはっきりしたらあとはそれに向かって努力するだけです!

 

『努力の方向性』は最初は正しくても、やっているうちに軌道がずれてしまうことがあります。もし結果がなかなかついてこないという時は今一度立ち止まってよく考える癖を身につけておきましょう!

 

外見に気を配る【第一印象を上げる】

 

メラビアンの法則という言葉を知っていますか?

相手とのコミニュケーションを取る際に、自分が相手に与える印象のほとんどはは見た目で決まるということです。

 

厳密には言語・非言語で他人に与える印象の割合を言っているのですが、その中でもお客様からみて視覚から受ける情報の割合が大きいということです。

 

情報の種類 具体的な動作 影響度
視覚情報 見た目・仕草・表情・視線 55%
聴覚情報 声の大きさ・会話速度・口調 38%
言語情報 言葉そのものの意味・会話の内容 7%

 

上記の表のような形で人が人に与える印象というのは見た目が半分以上を占めています。

 

想像してみてください。

 

自分がお客様の立場だったとして、突然訪問してきた人が、スーツヨレヨレのダボダボで頭ハゲ散らかってて、髪の毛なんかバーコードみたいになって、肩にパルメザンチーズめっちゃ乗っかっててみたいな.......。

そんな人が『うちの新聞(商品)すごいんですよ!!』なんて言っても全然説得力ないですよね?そもそも話すら聞く気にならないと思います。

 

もちろん相手の完璧を目指すのは無理です。

少なくとも一般的に見てこれはまずいだろうより少し上の容姿や外見に気を配る努力は必要ということです。

 

自分を売り込む【信頼関係の構築を意識する】

 

よく新聞の営業では『人間性を売る』という言葉を耳にします。

これはある意味商品知識などが無い人でも、自身の販売活動を有利に働かせるための強みの1つになると思っています。

 

新聞という商品を売る際に、売り手に商品知識などがない人でも売れるのは読者が新聞そのものをよく理解しているからです。

 

では、新聞を買う際に決めてとなるのはどこでしょうか?それが人間性です。

どれだけ商品知識やそれに伴った販売する上での知識を保有していても、この人からは買いたくないと思われてしまったらそれまでです。

 

ただしこれには1つ大事なことがあります。それは人間性=信頼を意味するということです。

人間性を売ることができるということは、顧客との信頼関係が成り立って初めて成立することです。

そして信頼というのは信用の積み重ねでしか成り立ちません。

顧客からの信用を勝ち取ること、そしてその信用を積み重ねることによって売り手であるあなたへの信頼と変化していくのです。

 

先ずは、お客様との信頼関係の構築を意識していきましょう。

話すことが苦手な場合【縦と横の会話を意識する】

 

私が初めて新聞の営業に携わった時の一番の悩み、それが『話すことが苦手』ということでした。これは営業だけにとどまらず基本的にコミニュケーションが苦手と言った方が正しいと思います。

これはいろんな方に指導した経験から、最初にぶち当たる壁であり多くの人が抱えている悩みの1つだと思います。

つまり相手と会話を上手く広げられないんですねσ^_^;

この場合の対処法をお伝えします。

 

基本的に人と話をする時には『縦と横の質問』があることを覚えておいてください。

 

新聞 営業 コツ

 

 

ポイント

✅  横の質問とは会話の種類
✅  縦の質問とは会話の種類を深堀りしたモノ

 

大事なことなので覚えておいてください。

つまり相手と会話する時は1つの質問に対して深堀りしていくことが重要ということです。

基本的に会話が横に流れていく人はコミニュケーションが下手クソな人です。1つの質問を深堀りしていくことによって会話が途切れにくくなり、内容も深まるのでより相手と関係性が近い会話ができるようになります。

 

ヨミネコ
人と話すことが苦手という人は事前に横の質問を決めておいてそこを深堀りするように話を進めていくように意識してみてください!

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アンテナを張る

 

売れる営業マンの特徴として、逐一アンテナを張っているということが理由の1つとしてあげられます。

お客様の感情やその他、地域の小さな環境の変化などにも素早く気付き、行動に移すことができるということです。

 

ヨミネコ
私が実際にご契約いただいた事例を紹介します。

 

以前、他紙を購読している家の配達をしている従業員がいつもの時間よりかなり配達が遅くなった時期がありました。遅刻したのかなと思いきや、区域編成などで配達部数が多くなり時間がかかっているということが分かったのです。

早速、そのお宅に営業に伺って見たところ案の定配達時間に不満を持っていらっしゃいました。

新聞に特にこだわりがある方ではなかったため、何事もなくご契約いただけました。

 

また近くのコンビニに新聞を届けていた際に、前日の古新聞を回収しようとした際には、ここ1ヶ月残紙が無いことに気付き、同じ新聞が連日売れているということが分かったので、その近辺を全戸訪問(全ての家を訪問するという意味)をしていた際にそのコンビニで新聞を毎日買っている方と巡り合い、契約に至ったという例もあります。

 

私が実際に経験した事例をあげてみましたが、こう言った日常の小さな変化が購読に結びつくこともありますので、しっかりアンテナを張っておきましょう。

 

嘘はつかないこと【誠意ある対応を心掛ける】

 

新聞の営業マンの中には顧客にありもしない嘘をつくという人は非常に多いです。

新聞販売店は新聞社の看板を背負って営業をしています。嘘をつくということは新聞販売店のみならず新聞社に対しての信用まで失いかねないからです。これを他人事として捉えないように気をつけましょう。

具体例としては、契約時の品物を届けない、販売している新聞の銘柄を偽って契約書を書かせるなどでしょう。

 

嘘はバレます。確実にバレます。

こう言った嘘をつく人は短期的な報酬を得ようと躍起になっているため、その場限りの利益を追い求める傾向があります。しかし巡り巡ってそれは自分に跳ね返ってきますので、絶対に嘘をつくことはやめましょう。

 

連勧する【営業が上手な先輩に指導を願う】

 

新聞 営業 コツ

 

営業で最も速く成果をあげる方法はなんだと思いますか?

それは既に実績のある人について学ばせてもらうということです。

業界用語で『連勧』と言われたりしますが、読んで字のごとく一緒に営業するということです。

 

最初はまず先輩営業マンがどのように喋っているのか?それを一字一句記憶して再現することを目指します。これだけでもある程度成果を出すことは可能ですが、これには限界があります。

理由は、先輩営業マンがやっていることは全て真似することはできないからです。

話していること以外にも、見た目、声のトーン、立ち振る舞いなど自身では上手く感じ取れない部分などで相手に与える影響が違うんですね。

 

先ずは見様見真似で良いので、客観的にコピーできることはどんどん吸収する。そして自分なりにアレンジを加えて自分のものにしていくことが重要です。

 

真似するだけで終わってしまってはダメです。結果が出るまで吸収し、実際にそれを試し、検証し、改善を繰り返しましょう。

 

決定権者と契約の話をする

 

お客様と会話を交わし、いざ契約と言った瞬間『新聞のことは夫に全て任せているので......』と言って契約をいただけずに帰ってきてしまったなんてことはよくある話しです。

そもそも家庭内で新聞の契約に関して誰が決定権を握っているか?を把握しておくことは大事です。

一生懸命新聞を購読してもらえるように努力しても、契約がもらえず終わることが増えてしまいます。

新聞の契約決定権者がご主人か?または奥様か?またはそれ以外の第三者か?把握しておきましょう。

いちいち探ると怪しまれるので、『新聞の契約を決めている方はどなたですか?』と聞いた方が速いです。取らないと言っている人に言っても無駄ですが、具体的な話しができてるのであれば後日訪問の約束だけつけておけば大丈夫です。

 

新聞営業で相手にしなくて良いお客様の具体例【注意点】

 

新聞 営業 コツ

 

新聞の営業では、相手にしてはいけないお客様というのも存在します。

これはあくまで私の経験と主観でお答えするため絶対では無いかと思います。参考程度に見てみてください。

 

そもそもいらないのお客様

 

いらないと言ってくるお客様を相手にするほど無駄な時間はありません。

前述した通り、購読する可能性があるお客様を相手にした方がズッと成果が上がりやすくなるからです。

 

ただ、このいらないにもキチンと意思表示してこない人もかなりの割合で存在します。言葉を濁して返事をしてくる人です。

 

『今、火を使っているから......』

『今、嫁(主人)がいないんだよね......』

『悪いけど今手が離せないから......』

 

などです。これらは断り文句であり新聞の営業にきた人という認識がありながら、帰ってもらいたいという言葉の裏返しです。必ずしもそうとは言い切れませんが、これらの人を相手にしている時間はありません。

 

さっさと気持ちを切り替えて次に臨みましょう。

 

拡材読者【ありえない量の景品を要求してくるお客様】

 

新聞の契約をしても良いけどまずありえない景品の量を要求してくる方もいます。

こう言った読者を『拡材読者』『爆材読者』などと業界では表現しています。(割合としては爆材読者の方が酷いです)

 

そもそも新聞の景品費はキチンと規定が定められています。

 

ポイント

✅  「取引価格の8%、または6か月分の購読料金の8%のいずれか低い金額まで」

 

これを朝日新聞の1ヶ月分の新聞代(4,037円)で計算すると、おおよそ323円しか景品費に当ててはいけいないということになります。

ざっくり3ヶ月なら1,000円位になります。

 

しかしどこの新聞販売店もこの約束は守らず、景品費がとんでもない金額に達しているお店が数多く存在します。

 

例えるなら3ヶ月契約で米10Kgに生ビール3ケースとか😥

 

拡材費を従業員が自費で賄っていたりする販売店はとにかく大変です。

 

こう言った読者は基本的に相手にしないようにしましょう。

 

新聞営業の仕事をするメリットを解説【この経験は何に生きてくるのか?】

 

新聞 営業 コツ

 

新聞の営業に携わる人はおそらくですが、営業を学ぶメリットみたいなものを感じていない人が多いのではないかと思います。

 

皆さんにお聞きしますが、あなたは何故営業に取り組むのでしょうか?

 

 

仕事だから......。

生活費を稼ぐため......。

家族を養うため......。

 

理由としては全うだと思います。しかし営業に限らずこれから自分が何かに取り組んでいく上で、何故それに取り組むのか?ということを考えるのは非常に重要だと思っています。

 

そもそもですが、人っていうのは、自分に必要だって思ったものでないと熱ってこもらないし続けようと思わないはずです。しかも取り組んでいることが自分自身の人生にどういった影響を及ぼすのか?それが未来にどう繋がっていくのかというのはわからないと思います。

生活するためだけならわざわざ営業という仕事に取り組む必要性はないと思いますし、お金を稼ぐ手段ならいくらでもある時代ですから、何も営業という、しかも新聞の営業という限りなく難易度が高い仕事に取り組む必要性が無いわけです。

 

なので、私はこの記事を見ていただいている方は、ハッキリ言ってめちゃくちゃ意識が高い人だと思っています。

 

新聞というコンテンツは衰退する一方です。特に新聞販売店は10年後には無くなる職種ランキングベスト10みたいなのにも載ってたりするわけですよ!

ハッキリ言ってこれから営業に初めて取り組もうとしている方に対して一言申し上げておくと、苦渋をなめる機会や嫌な思いをする機会が多くなることでしょう。

 

しかしそんな中でも私は営業というスキルは絶対に身につけておくべきスキルであると思っています。

理由としては、自分自身が何かに頼らなくてもそこに人さえ居て、話すことができるスキルであったり、売り込むことができるスキルがあればどんなことにも活用することができるようになるからです。

 

最終的には自分の身1つでお金を生み出していくことができるスキルなんです。

 

今私たちは、たまたま新聞というコンテンツを販売していますが、仮に売り物が変わっても話すことに長けていたり、売るスキルがしっかりと身に付けていることができたならいろんなことに活用することができるようになるはずです。

 

つまり、環境に左右されず売ることができる、話すことができるということは......

 

 

お金を稼げる

いろんなことに投資できるようになる

人生の自由度が上がる

自分自身の人生をコントロールすることができる

 

 

と言うわけです。

 

新聞の営業に取り組んでいくとどうしてもデメリットだけに意識が向きがちですが、長期的な視点で見るとメリットの方が大きいです。仮に今新聞営業に取り組んでいる人でなかなか上手くいってないと思う方でも、そこそこのセールススキルが身に付いているという自覚があるなら、職種を変えた途端に給料が上がったなんてことも珍しくありません。

どんなことでも最初から上手くいくとは限りませんが、是非前向きに取り組んでみていただければと思います。

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新聞営業の仕事をやっていて良かったところ

継続力と根性が身に付く

 

新聞の営業は反復活動の繰り返しです。

繰り替えし繰り返し購読していただけないか?とお願いに周ることになるわけですが、メンタル的にもそれは辛いものになりますし、それが初めて新聞の営業に携わった方なら尚更現実を目の当たりにして、落ち込むことも多いと思います。

しかしそんな辛い経験を乗り越えた人であるからこその精神的なタフさが身につきます。

断られることにビビらなくなります。

またお客様からのイレギュラーな反応にも物怖じしなくなります。

 

いろんな人に出会える【人の暖かさに触れられる】

 

新聞を購読している方々の多くは殆ど高齢者です。

実際に新聞購読者の7割は高齢者であるというデータが存在しています。これは言わずとしても現場で経験のある方ならよく理解している事実だと思います。

こう言った高齢者は情に熱い方が多く、何より新聞の営業がどれほど辛いのか身を持って体感している方々が多いと聞きます。そうでなくとも営業に伺ったのに、契約のみならずお菓子やジュースに始まり現金をいただいたということはよく聞く話です。

頑張っている姿に心打たれる人も少なくないため、現場で営業活動をしているとそう言ったお客様と巡り合う機会が本当によくあります。

こう言った体験を何度もしていると、身を持って人の暖かみに触れることができます。

営業はお客様に付加価値を提供する仕事ですが、逆にお返しされるという点で見ると新聞販売店で営業をしていて良かったと感じることが多いように感じます。

 

営業の成果がそのまま給料に反映される喜び

 

新聞販売店のみならず、営業という仕事の殆どは歩合でお給料が決まります。もちろん固定給もありますが、歩合という部分が増減するわけです。

私が初めて入社したころ、初月で新規獲得1件を達成することができた時は、なんだこんなもんか......と思っていましたが、これが実際にお給料として振り込まれた時にはとても驚いたものです。

 

え!?......このなんで6,000円も貰えるの??と思いました。

 

これはサラリーマンとして会社に勤務する人には、なかなか分かりにくい感覚かと思います。

固定給でお給料をいただいている人にとっては、毎月安定した金額が銀行口座に振り込まれるためそっちの方が良いと思う人もいるでしょうが、一度こういった体験をすると、稼ぐという喜びを味わえることになります。

しかも新聞の営業は他の業種に比べて、商品そのものの金額は小さいのに給料として受けられる恩恵が大きいことがとても良いところだと思います。

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新聞営業の基本的なコツのまとめ

 

新聞 営業 コツ

 

ここまで新聞営業のコツをざっと解説してきましたがいかがでしたでしょうか?

コツとは言っても全てをこの記事で語り尽くせることはありません。当サイトでは自身の体験などを踏まえて営業に関するノウハウなどを提供していく予定です。

 

新聞の営業に携わる人の多くはいかに契約をもらうか?ばかり考えすぎている人が多いように思います。

契約をしてもらえなかったお客様には何度も催促訪問を繰り返す、数字欲しさにすぐに契約をしてくれる人にのみ力をいれる、そしてしつように迫っては断れてため息をつく毎日。

過去の私のような『自分の数字』、『自分の利益』、『自分の幸せ』だけを考えている営業マンは、その時だけ結果がついてきても、最終的には長続きせずお客様に嫌われる営業マンになってしまいます。

 

顧客はどう売り込まれたか?によってその後の売り手や販売店、商品に対する印象や感じ方などは変わってきます。

最初から強引な押し売りを受けた、とても態度の悪いセールスマンに嫌気がさした、買ってくれるまで帰らないと言われたなど、客観的に見てこれは嫌われるだろうと思うような力任せな売り込み方はもはや時代遅れです。

新聞の営業というのは、こう言った昔ながらの営業手法から脱却することができず、今現在も変化することができずにいるわけです。

 

もしあなたが結果がついてこないと悩んでいらっしゃるのであれば、『いかに買ってもらうか?』ではなく『どうすればお客様に幸せになってもらえるか?』を真剣に考え抜いてみてください。

 

営業とは本来、お客様に幸せを届ける仕事なんです。

 

このポイントさえ抑えておけば、自分でも驚くほど売れる営業マンになることができると思います。どんなに営業が得意でない人でも、きっと今より成長していることが実感できるようになるでしょう。

 

ヨミネコ
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