この記事の内容
この記事では『雨の日の新聞配達で使えるテクニック』と『最強アイテム』を紹介!
新聞配達のお仕事を始めて約8年になる私が試行錯誤してたどり着いた
雨の日の新聞配達を乗り越える方法です。
具体的にはテクニックに関しては『入れ方』、『積み方』、『設置の仕方』
雨の日に使えるアイテム別に紹介していきます!

新聞配達の最強の敵と言えば『雨』ですよね。私自身も雨の日の配達を幾度となく経験してきたわけですが、8年近く経った今でも雨の日の新聞配達は大嫌いです。と言うか好きな人はいないと思います。
雨の日は全ての新聞をジョイナー(新聞をラッピングする機械)に通したりする作業だけでもかなり手間がかかるし、ラッピングされた新聞をバイクに積み込むとツルツル滑って積みづらいし、簡単に倒れてしまうこともしばしばあります。
カッパを着ていても長時間の雨の中の配達だと下着まで雨が浸透してくるしで、配達が終わった頃にはすでに身も心もクタクタです。
今回はそんな方のために、大嫌いな雨の日の新聞配達を凌ぐ最強のテクニックとアイテムをご紹介します。

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目次
雨の日の新聞配達を乗り越える最強テクニック
まず初めに、雨の日の新聞配達で役に立つテクニックをご紹介していきます!
雨の日に新聞を極力濡らさず、丁寧に配達する方法をですね!
自分が知る限り、この方法が一番雨に濡れず丁寧に配れるのではないかという方法です。いろんな意見はあると思いますが、基本的な方法に加え私自身が実際に普段使っている方法をご紹介しているので、興味が湧いたら是非試してみてくださいね٩( 'ω' )و
新聞をラッピングする
当たり前ですが、新聞紙はそのまま配達すると雨に濡れてしまいますので、キチンとジョイナー(新聞をラッピングする機械)でビニールをかけましょう!
お店によって対応が異なる場合もあるかもしれませんが、基本的にジョイナーを置いてない販売店なんてこの時代みたことがありません。
ただそのままラッピングするのではなく、全部ラッピングしたらキチンと空気を抜いておくことが重要です。ラッピングした新聞のビニールには空気穴があり、空気をキチンと抜いておかないと中まで水が浸透してきてしまうので、空気はしっかり抜いておきましょう❗️
またジョイナーには空気穴を塞ぐようにビニールする方法もありますが、こちらはおすすめできません。
なぜなら、空気穴が完全に塞がれてしまってパンパンになった新聞はめちゃめちゃ積みづらいからです( ;´Д`)経験者ならおそらくよく分かると思います。
前カゴには専用のカバーを設置して一工夫
新聞配達をする人は前カゴにカバーを設置する人もいるはずです。
しかしこの前カゴのカバーって雨の日のことを考えられて作られたものだとは思いますが、万能ではないんです❗️
一工夫っていうのは、カバーの底の面をカゴの下側のサイズと同様の大きさに切り取ってしまうことです。
雨(水)は重力の影響で上から下に落ちます。カバーのそこが開いていないと前カゴに降り注いだ新聞はカバーの底に溜まってしまうので、前カゴに積まれた新聞は水に浸された状態で配達されることになります。
長時間の配達で水に浸かった新聞は空気穴を通り濡れてしまうというわけです。
この前カゴのカバーはお店側が支給してくれるケースもありますが、そうでない場合ネットで購入して設置してみることをおすすめします!
ちなみにこちらのカバーは元から底が抜けている仕様になっているのでそのまま装着してすぐに使えます❗️
荷台に積む新聞の対策【積み方の一工夫】
次に荷台への新聞の積み方です。
雨の日の荷台に積まれた新聞は、ゴムバンドで縛る際に縛り方が弱いとツルツル滑って簡単に荷崩れを起こしてしまいがちです。
もちろんキチンと縛ることは当たり前なんですが問題は縛り方です。
縛り方は様々あると思いますが、基本前後クロスにして縛ることが多いと思います。
こんな風に縛ると思います。
これをゴエモン縛りという方法に変更します。
するとこんな感じになります!↓
☔️雨の日の配達テクニック📰
画像のように荷台の新聞を縛ると雨の日でも荷崩れを起こしにくく、スムーズに配達ができます( ´∀`)
ちなみにこれをゴエモン縛りと言います#新聞販売店#新聞配達 pic.twitter.com/jNbCyCDH5d
— ヨミネコ (@yomineko5) April 28, 2020
バイクのサイドスタンドは左側についています、そしてサイドスタンドを倒した瞬間に縛り方が弱いと荷崩れを起こしかねないのでこのように縛ったバンドをサイドスタンド側に引っ掛けてあげるようにします。
そうすることによって、バイクを斜めにしても新聞が荷崩れを起こしにくくなるんですね❗️
是非お試しあれ( ^ω^ )
ラッピングした新聞の入れ方
ラッピングした新聞をポストへいれる際のコツを紹介します。と言ってもコツというほどではないかもしれませんが、具体的には以下の2つがポイントです❗️
ココがポイント
✅ 基本は完投(中までキチンといれる)する
✅ ポストにいれる時は三つ折りで入れると良い
この2つですが、中まで入れる理由はもうお分かりですよね??外にはみ出していると雨で濡れてしまうからです。
三つ折りで入れる理由は2つ折りで入れるよりポストからはみ出す確率が低いということと、2つ折りより新聞の角が立ちスムーズにポストへ投函できるところです。
2つ折りでポストへ入れると引っかかったりして上手く入らない場合がありますが、3つ折りで角を強く立ててあげれば雨の日でも2つ折りの時よりはスムーズにポストへ入れることが可能になります。

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雨の日の新聞配達で超役立つ最強アイテムを紹介【水際対策】
ここからは雨の日の新聞配達で自分自身を守るためのアイテムや役立つアイテムをご紹介していきますね❗️
大まかには以下の物が雨の日の配達では役にたつアイテムかと思われます。
✅ 長靴
✅ 手袋
✅ ライト(携帯用)
✅ レインコート
✅ スマホ対策

長靴
新聞配達で使う長靴は軽くて水が浸透しにくく、なるべく短いものを仕様する方が良いと思います。
短いとは言ってもスニーカーのようなものではなく、あくまで長靴のような耐水性があるものに限ります。
上記のものはレインブーツというものです。靴底が滑り止め仕様になっており、長靴のように耐水性も備えていることから非常に使える靴です。
通常の長靴だと長さがあるのですが、この靴なら配達中動き辛い動作も緩和することができるようになります。
もちろん軽い仕様でできているため、歩くのも楽チンです。サイドの一部が伸縮性のある布でできているので一見雨が進入してきそうな感じに見えますが、余程深い水溜りに入らない限り進入してくることはありません。(カッパで覆うのでほとんど水は入ってきません)
実際私が仕様しているものですが、通常の長靴よりかなり使い勝手が良いのでおすすめです❗️
手袋
手袋に関しては、いろんな市販のものやネットショップで購入したものを試しましたが、やっぱり薄手のビニール手袋の上から薄手の軍手をつける方法が一番だと思いました。
基本的に防水と記載があるものでも、長時間雨にさらされると中まで染みてきます。
そうなるとビニール手袋ってある意味最強だなと思います。ただ上から軍手をしてもしなくても雨によって手の体温は奪われるので寒さには対策ができません。
どっちもなるべく薄いものが良いです。手袋が厚いと結局新聞を配る時に新聞が上手く掴めなかったりして配達に支障をきたすからです。そしてこの方法は冬場だけの方が良いでしょう。
配達用のライト
配達用のライトは持ち運びしやすく、極力明るいライトを使用すると良いでしょう。
私が以前勤めていた新聞販売店はど田舎だったため、夜が非常に暗くバイクから降りて配る際もライトが欠かせませんでした。
色々試した結果、ヘルメットに取り付けて使うのが一番扱いやすいことに気付いたのでご紹介しておきます。
LEDだからとにかく明るく配達中も自分が視線を向けた先をしっかり照らしてくれます❗️ 防水仕様だから雨に濡れても安心です。乾電池は必要なくUSBで充電できるタイプなのでとても経済的。
しかも緊急時にはスマホも充電できるからめちゃ便利です( ^ω^ )これで配達中にどこで遭難しても安心ですね♪
またこう言ったリストライトというものもあり、コンパスと時計が一体式になったものもあります↓
レインコート【カッパ】
次にレインコート(雨カッパ)です。カッパは動きやすくかつ雨の進入を極力防いでくれるものが良いです。
新聞屋さんの大半の人はホームセンターなどでカッパを購入することが多いと思いますが、ほとんどはすぐにダメになってしまいガチですよね?
そんなお困りの人には登山用や釣り用のカッパがおすすめです。
登山用や釣り用のカッパは動きやすく機能的にも普通のカッパよりもかなりすぐれています。
こちらは登山用⬇️
こちらは釣り用⬇️

Foxfireというメーカーが出しているゴアテックス仕様のレインジャケットです。
ゴアテックスは特殊な素材でできており、外からは防水、内側は湿気を外に出してくれるため蒸れないという特性があります。ゴアテックス自体は最近では珍しくもなくなったと思いますが、値段が高いことから購入することを躊躇してしまう方も多いと聞きます。
そもそもカッパにそこまでお金をかけたくないというのが本音ですが、長期的に見て長く防水性能を維持してくれるなら買いかなと思います。
実際に4年経った今でも私が使っているこのカッパは性能を維持してくれています。
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スマホの防水対策
配達中に電話がかかってくることもありますよね?またちょっとしたやりとりをする時に、雨の中スマホを使用すると濡れてしまう心配だってあります。
そんな時におすすめしたいのが、この防水スマホケース❗️水深約30mの環境でも30分間の防水が可能です。
下手に100均で買うジップロックよりも、キチンと性能が担保されているものを買った方が良いと思います。
ちなみに私はこちらを湯につかりながらイジイジしております。
現役新聞屋さんが教える雨の日の配達で使えるテクニックと最強アイテムを紹介まとめ
いかがでしたでしょうか?
雨は新聞屋さんの敵です。どんなにベテランでも雨の日の新聞配達は嫌いでしょう(´・ω・`)
私たちは報道機関の社会的使命として新聞をお客様の自宅へ届けなければなりません。そんな中で自らの体調管理はとても大事になってきます。
無理はせずに、必要最低限でも雨の日の新聞配達への対策は行っておきましょう!
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