東京都新宿区四谷に拠点を置く、身元保証ドットコム株式会社は2020年9月30日に新たに新聞販売店向けの身元保証サービス『しんぶん保証』の提供を開始しました。
このサービスは新聞販売店へ就職を希望する方や既に在籍していて身元が保証できてきない方がいる場合などに、身元保証人がいないことによる経営上リスクと雇用機会の逸失リスクを一気に解決してくれる物となっています。
身元保証会社は現在でもいくつか存在していますが、従業員の故意又は過失による新聞販売店側の損害なども保証してくれると言うことから保証内容が他社よりも圧倒的に手厚くなっています。
従業員の横領や顧客とのトラブルなどで店側が被った損害、正当な理由が無い無断欠勤など保証内容が多岐に渡るため、他の身元保証会社などでは通常保証してくれない部分も含まれていることから、注目が集まっています。
この記事では保証内容も含めざっくり解説していきますので、今現在身元の保証ができないで従業員を採用しようか迷っている店長さん所長さんや、新聞販売店にこれから就職しようと考えているけど身元保証人が取れなくて困っている従業員さんは見ていってくださいね。
こんな方におすすめ
✅ 身元保証が取れなくてなかなか人材が確保できない新聞販売店の方
✅ 身内に保証人になってくれる人がいないという方
✅ 従業員の故意又は過失などのトラブルでお困りの新聞販売店経営者の方
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目次
そもそも新聞販売店で務める人に身元保証は何故必要なのか?【身元保証とは?】
そもそも新聞販売店に従事する方が行う身元保証とはなんだろう?と思われた方もいると思いますのでまずそちらについて解説していきます。
多くの販売店の場合、身元保証書などを実際に勤務することになる方へ提示してもらうために採用面接などで直接ご説明することがありますが、その説明自体は保証人となってくれる人をご紹介願いますと言う本来の主旨の説明が抜け落ちていることが多いように感じます。
『あなたの身元を保証するための物だから......』と言われ家族や親戚に書いていただいたことがほとんどではないでしょうか?
これはある意味立派な保証人を立ててくださいと言っているような物です。ですが実際は保証人を提示してくれと言うことなんです。
しかしこれは業務上必要なことなので仕方ありません(^^;)
万が一、従業員が新聞購読料の横領や着服、拡材(景品)の横流しなどが発覚した場合、販売店側を保証してくれる人がいないと販売店は泣き寝入りするしかなくなります。ましてそれが新聞販売店に1ミリも非が無い状態でもです!
新聞販売店は昔、こう言った保証人を立てずに従業員を雇っていましたがそれに伴い販売店側が被る不利益を多くありました。現在でも困っている販売店の経営者は多いと聞きます。
新聞販売店などに限りませんが、お金を扱う業務や社宅を借りたりする場合は基本的に必要になってきますので覚えておきましょう。
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身元保証ドットコムのしんぶん保証の保証内容や料金は?【ざっくり解説】
今回、身元保証ドットコム提供する『しんぶん保証』の内容をざっくり解説します。
簡易的な物になるため、詳しい内容は直接提供元の身元保証ドットコム株式会社へお問い合わせください!
>>>参考リンク:しんぶん保証
保証内容を解説【サービス概要】
引用:https://mimoto-hosho.com/wp-content/uploads/2020/09/%E3%81%97%E3%82%93%E3%81%B6%E3%82%93%E4%BF%9D%E8%A8%BC.pdf
まずは新聞販売店に特化した日本初のサービスであると言うことを売りにしているようです。それは保証内容などを見てみれば一目瞭然ですよね。
ここで反社会的勢力を可及的に除外とありますが、これは雇用される側にあたる人が暴力団の方だったり、雇用する側に不利益を与えるような集団に属する場合は厳重な審査を行いそう言った場合は保証が受けられませんよということです。(多額の借金などを抱えている場合なども含まれるようです)
そして気になる保証額は年間最大で25万円です!
決して高いとは言えないお値段ですね(^_^;)......まあないよりマシかと思います。
手続きも最短30分でできる上に、書類の作成や管理も行ってもらえるということで非常に便利ですね。
保証範囲の概要
引用:https://mimoto-hosho.com/wp-content/uploads/2020/09/%E3%81%97%E3%82%93%E3%81%B6%E3%82%93%E4%BF%9D%E8%A8%BC.pdf
基本的に従業員側が起こしたトラブルを保証してくれます。
新聞販売店にまあよくあるとは言いたくないんですが、集金の使い込みや管理職の横領などですね。また従業員の無断欠勤などにも対応しています。新聞販売店は遅刻する人が多いですからねー(泣)
保証金額は先ほどお伝えしましたが年間で最大25万円までとなっています。これは多いのか少ないのか?というとなんとも微妙ですよね。
特に新聞販売店では集金の使い込みでのトラブルが非常に多いです。一時期Yahooニュースでも逮捕されていた人を見かけましたが、その額は3桁となっていました。
そうならない前に販売店側の証券管理や使い込み防止などの対策もしっかり行っていかなければならないと思います。気づいた時には3桁だったなんてことになったら保証金額では賄えませんからね。
ここで保証を受けるにあたり注意点があります。それは......。
注意ポイント
✅ 保証を受けるには損害発生時から原則14日以内に報告しなければならない
つまり実際に集金の使い込みや業務上の横領が発生しても14日を過ぎてしまいっていたら保証は受けられないんです。
これは販売店を管理する所長さん店長さんは気をつけておかなければならないですね。
利用料金一覧
引用:https://mimoto-hosho.com/wp-content/uploads/2020/09/%E3%81%97%E3%82%93%E3%81%B6%E3%82%93%E4%BF%9D%E8%A8%BC.pdf
利用料金が月額ではなく年間でこれくらいかかりすよというお値段になっています。
上記の利用料金を月額に換算した場合のお値段を下記に掲載しておきます↓
利用料金【月額】
◾️ 正社員:29,800(更新保証委託料を含む)÷24ヶ月=1,242円
◾️ パート・アルバイト:24,800円(更新保証委託料を含む)÷24ヶ月=1,033円
これは2年間の概算を計算した物ですが、これくらいなら従業員のお給料から差し引くとしても大きな負担にならないと思います。
しかし、従業員数が多ければ多いほど会社側が負担する金額も大きくなってしまいますので、全ての従業員に適用するかは判断が別れてくるような気もします。
他社サービスとの違い
引用:https://mimoto-hosho.com/wp-content/uploads/2020/09/%E3%81%97%E3%82%93%E3%81%B6%E3%82%93%E4%BF%9D%E8%A8%BC.pdf
このしんぶん保証を他社サービスと比較した場合の決定的に違うのが保証人となる方が、法人であるということです。
個人を保証人とする場合、安定的では無かったりするので法人が保証人となってくれるという点では普通の保険サービスと全く違わないことになります。
他社サービスの場合、身元のスクリーニングだけを行いそれ以外は基本的に関与しないということがほとんですが、新聞販売店に特化したという点では間違いないと思われます。
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新聞屋さんに特化した日本初の身元保証サービス【しんぶん保証】のまとめ
いかがでしたでしょうか?
新聞販売店に特化した日本初の身元保証サービス。できれば保証を使わないことに越したことはありませんが、身元保証が取れなくなかなか人を雇えないという問題を抱えた販売店は以上に多いと思います。
昨今の新聞販売店お人手不足は深刻です。そう言った新聞業界が抱える問題に一役買って出てくれる良いサービスが出てきてくれたのだと思います。
個人的には新聞社がもっと早くこう言ったサービスを打ち出してくれればとは思いましたがσ^_^;
前述しましたが、保証金額については1日あたりの1人が抱える集金額をベースにしているということでした。しかし金額は決して多くはないため、日々の業務での管理は怠らないようにしておきたいというものです。
検討の余地があれば利用して見るのも良いでしょう。
