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新聞屋さんには古新聞が余っている!無料で大量の古新聞をもらう方法教えます

新聞屋 余った新聞




余った古新聞が必要って人たまにいますよね?だけど古新聞てどこに行けばもらえるのかわからないし、新聞屋(新聞販売店)さんに言って貰えるものなのだろうか?新聞屋さん以外で古新聞をもらう方法も含めてお伝えしていこうと思います。

古新聞て案外使える場面て結構多いんですよね。まとまった量を手に入れるとなると意外とどうしたら良いか困ることもあると思います。

この記事はこんな方におすすめ

・新聞屋さんには本当に古新聞が余っている?
・押し紙(予備紙)について
・売れ残った新聞はどうなるの?
・新聞屋さんから古新聞は無料で貰えるのか?

この記事を書いている私は現役新聞屋さんです。

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目次

新聞販売店には本当に新聞が余っているのか?

 

新聞屋 余る

 

新聞屋さんには大量の新聞紙が余っています。新聞屋の私が言うんだから間違いありません。

いつもあんなに資源を無駄にして!なんて思っていますが、この余っている新聞も販売店が本社にお金を払って買っているわけで、非常に無駄です。

余っている新聞の数は販売店の規模にもよりますが、最近は販売店が自ら本社に依頼して余っている新聞の数を減らせるようになりました。なので新聞が本当に余っていないお店もあるようです。

ではどうして新聞が余るほど販売店は新聞を取り寄せているんでしょうか?

それは次で解説していきます。

 

押し紙(予備紙)について

 

押し紙とは新聞を発行する新聞社が自社のノルマ達成のために、販売店に強制的に買わせる新聞のことを言います。

 

新聞社は販売部数拡大と発行部数に比例して広告収入が決定されるため、広告費収入の維持・増益を目的として、しばしば「目標数○○万部」などと契約上の優越的地位を利用して過大なノルマを販売店に課すことがある。これらは販売しなければならない新聞を販売店に押しつけている形になっていることから、「押し紙」と呼ばれている。なお、押し紙制度は新聞社の販売部局に長く在籍した飯田真也(朝日新聞代表取締役会長)が作り出したといわれる。

引用:wikipedia

 

これらの理由から新聞販売店は買わなくて良い新聞を新聞社のノルマ達成という目標のためだけに強制的に新聞を買わされる形となり、販売店の経営に大打撃を与えています。

しかし、自由増減となった今、押し紙は徐々に減らされてきている現状だがそれでも完全になくなるということはまだないとおもいます。

押し紙が生まれた背景について、昔は押し紙があったとしても販売店の経営状況はそれほど悪い状態ではありませんでした。しかし近年購読者の激減などがテレビやマスコミ・雑誌などで取り上げられているように貴重な収入源である新聞が売れないため、販売店の経営状況は悪化の一途をたどるばかりです。

それでも日本新聞協会が毎年発表する新聞の発行部数がそれほど、落ち込んでいないのはその差を販売店に押し紙として押し付けているからです。

 

売れ残った新聞はどこへいくのか?

 

売れ残った新聞は廃棄するしかありません。日にちが経過した新聞なんて売れるはずもなく、回収業者が店に来て回収していく。古新聞はkgいくらという値段で引き取ってもらえるため、その収入を生活の生業としている業者もいます。

また販売店に古新聞が欲しいという方が来て販売店の許可を得て持っていくケースもある。

先ほど押し紙の話をしましたが、販売店は表立ってたくさん新聞が余っていることを読者や近隣の住民などに公表したりはしない。暗黙のルールなのである。

しかしどうせ捨てることになる新聞をそのまま捨てるより、実際に購読していただいているお客様に渡した方がボランティア精神とは言えなくても、お客様からは印象が良いという風に映るからこれは販売店の所長や店長の最良によって決められているといった感じです。

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余った古新聞を無料で大量に入手する方法

 

新聞屋 余る

 

古新聞が欲しいという人に向けて、古新聞を無料で大量に入手する方法を紹介します。

入手方法について確実な方法をいくつかあげてみました⬇︎

 

・新聞販売店でもらう
・喫茶店・美容室・カフェ・銀行などで読み終わった新聞をもらう
・実家や近隣住民(マンション)の方からもらう
・ネットショッピングで買う

 

古新聞をもらうには要件を満たさなければいけない場合もあるが、次から細かく解説していこうと思います。

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新聞販売店で古新聞を貰う

 

新聞販売店で新聞を貰うことは可能ですが、いくつか注意が必要です。

それは販売店側は新聞が余っていないということになっているため、この記事の冒頭でお話した押し紙の件について触れることはタブーとされています。とは言っても余っているのは事実ですからね。

古新聞をいただけるかまずは聞いてみます。おそらくOKですよと回答いただけるケースがほとんどだと思いますが、中には『新聞は余っていません』とシラを切る人もいます。

聞いてOKならば具体的にどのくらいいただけるか?交渉して話をまとめるだけです。

 

もしダメだった場合ですが、その場で電話や応対してくれた人はダメと言っても、時間を空けて再度電話したらOKをもらえる可能性もあります。電話を受けたのが店長だったりすると辛口な回答をしてくるケースもありますが、一応粘って交渉してみると良いと思います。

また中には新聞を購読してくれているお客様であればOKというケースもあります。新聞販売店も無料ではなく一応新聞を本社から買ってる訳なのでタダで差し上げる訳にはいかないのです。

その場合は安い新聞を短い期間(3ヶ月位)購読しますとか言うとめっちゃ食い付いてきます。

余裕があったら試してみても良いかもしれません。

 

 

喫茶店・美容室・カフェ・銀行などで読み終わった新聞をもらう

 

喫茶店・美容室・カフェ・銀行などで読み終わった新聞をもらうことも可能ですが、基本的に再利用するケースなども考えられるため、ものすごい量をもらえると言ったことはあまりありません。

比較的銀行や喫茶店(カフェ)などはもらいやすいかもしれませんが、あまり過度な要求はしない方が良いと思います。

 

実家や近隣住民(マンション)の方からもらう

 

実家で新聞を購読してるお宅なら新聞を沢山ためているかと思いますので、実家で手に入れても良いでしょう。

マンションに住んでいる方なら、管理人さんなどに断ってから新聞をまとめて回収に出されてしまう前に入手することも可能です。ただしマンションや団地に住んでいる方の場合自治体などが厳しかったりもする可能性もあります。

 

ネットショッピングで買う

 

古新聞はネットショップなどで購入することも可能です。

ネットで購入すると無料ではありませんが、新聞を1部購読するよりはるかにコスパの良い量が買えます。

 

新聞代が1ヶ月4037円(全国紙)だすると一回でまとまった量を購入でいるのはありがたいと思います。そんなに頻繁に必要となるものでは無いと思うますので、新聞屋んさんなどに言って貰えなかった場合はこちらでも良いかと思います。

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新聞屋さんに余った新聞を入手する方法まとめ

 

新聞屋 余る

 

ここまで新聞屋さんから無料で古新聞を入手する方法とそれ以外の方法も含め公開してきました。

新聞屋さんに新聞が余っていることは前々から知っていたなんて方もいると思いますが、結局のところ新聞屋さんが余したくて余っている訳ではないのです。

本来はいらない新聞を処分されている訳ですから、新聞屋さんだって不本意なんです。

あまり新聞屋さんにまとまった古新聞が欲しいと要求される方はそんなに多くないので一度聞いてみた方が良いと思います。

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